新政酒造特集

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新政さんの歴史について

新政酒造1

時代と時代を
繋ぐ酒

秋田市中心部の繁華街に程近い、旭川のほとりに新政酒造はあります。1852年、幕末動乱の時期に創業。農業技術が発達したこの時期は、米が豊作の年には余剰米が出ることもあり、これを活用した酒造りが行われるようになりました。この時期は全国に多くの酒蔵が作られており、新政の蔵もその一つです。五代目・佐藤卯兵衛の時代には、各地から先進技術者を招き、高価な西日本の酒米を取り寄せ、最新型の精米機を導入するなど積極的に酒造りとその研究に力を注ぎました。現存する最古の酵母として歴史ある「六号酵母」もこの時期に発見されています。

新政酒造2
六号酵母の発見

日本酒の製造には欠かせない酵母。新政では2009年から先祖伝来のこの酵母に限定した酒造りをしています。これは当時国税庁の研究対象になった新政の蔵から、優良な酵母が採取されたことで全国の醸造家に頒布されることになりました。香り高く、まろやかな旨みを醸し出すのが特長で、長期間の低温状態にあってもそれに耐えうる強い発酵力があります。低温発酵が可能になったことで、昔は西日本が中心とされた酒造りが、東北や北陸も酒どころとして認識されるきっかけになったといえます。

品質の追求

新政酒造3

素材へのこだわり

新政の酒米は、「秋田酒こまち」「吟の精」など中心に厳選されており、契約栽培で作られた県内産のものに限定しています。県内の土壌は湯沢や横手地区が良いとされていますが、土壌の質に限らず人との繋がりを大切にし、作り手の気持ちが込められている米を選ぶことで新政の美味しさは守られています。また、製造工程において麹が入りやすいなど米の特徴によって掛米・麹米を分けて種類の選別もしています。そして仕込み水も、秋田市奥地の山林地帯である仁別から、毎日汲んできたものを使っています。

これからを担う酒

新政では原料を県内産に限定するだけでなく、近年は新しい取り組みに積極的です。2007年には若手社員を杜氏に抜擢。さらに翌年からは平均年齢32歳という若手が主体となった酒造りがスタート。また、一般酒の製造で馴染んでいた蔵を純米酒の製造にシフトしたことは大きな変化であったといえます。仕込みの量を小さくすることで醸造の期間を長く設け、酒質の向上を目指しています。
現在はまだ一般酒の普及がほとんどですが、純米酒の美味しさを求めている人は少なくありません。県外から着実に支持を得ている新政の純米酒も、「もっと県内の人にも愉しんで欲しい」と話してくれた佐藤社長。日本酒をもっと発信していける機会があればと、県内の酒蔵5社の若手経営者が技術の交換や共同開発などをしている「NEXT5」というプロジェクトチームの活動にも積極的に取り組んでいます。40代で中堅といわれる杜氏の世界に若手を起用しながらも先祖伝来の酵母にこだわり、歴史ある蔵全体に新しい風を取り入れている新政。古くからのファンを大切にしながら、未来の酒造りに今日も奮闘されています。

新政酒造

今回「日本酒」の取材に協力してくださったお店

新政酒造株式会社

新政酒造株式会社

秋田県秋田市大町6丁目2番35号
TEL: 018-823-6407(代)
FAX: 018-864-4407
HP: http://www.aramasa.jp/top.html
Mail: info@aramasa.jp

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