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vol.48

秋田在住のポーランド人が起こす、ソーセージ革命。
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今をさかのぼること10数年前、ポーランドの大学に通っていたタベルスキ・マイケルさんは、日本で、それも首都圏から遠く離れた秋田で暮らすことなど夢にも思っていませんでした。
それを変えたのは、後の人生をともに歩むことになる奥様との出会い。当時、テレビ局のアナウンサーをしていた奥様が取材でポーランドを訪れたことが、サウンドエンジニアを志していたマイケル青年の運命を大きく変えていったのです。

やがて二人は結婚し、奥様が懐妊。子どもを母国で育てたいという奥様の願いもあり、日本への移住を決意したマイケルさんでしたが……初めて訪れた土地の景色に、思わず言葉を失ったそうです。
「ポーランド・ポズナンで生まれ育った私にとって、見渡す限り田んぼだらけの風景は衝撃的でした。おまけに言葉も文化も風習もまるで違う。ちょっと泣きましたね(笑)」

しかしそこは、根がポジティブなマイケルさん。すぐに「縁あってここに来たのだから、全力で秋田暮らしを楽しもう!」と気持ちを切り替えることに成功します。
「この国の商習慣と日本語を学ぶため、まずは一般の企業に就職しました。私は大学を出てすぐに日本に来たので、社会人としてのスタートをここで切ったことにな ります。それが逆に良かったのかもしれません。余計な先入観がなかった分、いろいろなことをすんなり受け入れることができましたから」


当時の苦労を楽しそうに語ってくれるマイケルさんの笑顔が印象的印象的でした。

食肉製造分野での起業に踏み切ったのは2010年。自身が大の肉好きで、「ヨーロッパのように、日々の食卓に当たり前にソーセージが置かれる食習慣を日本に定着させたい」と思ったことがきっかけでした。
最初の工場は、自宅のガレージに仮設。夏は滝のように汗をかき、冬は震えながらソーセージづくりに打ち込み、スケジュールの合間を縫って国内外での研修を重ねたものの、周囲からなかなか芳しい評価が得られません。起業して最初にぶつかった大きな壁でした。
「ソーセージづくりを始めた当初、私は本場の味の再現ばかりを追い求めすぎていたんですね。ですがそれでは、日本で売れるわけがなかったんです。スパイスで味付けする国と、ダシで味付けする国。人々が美味しいと感じるポイントは、決定的に違っていたんです」


明るい兆しが見えたのは、ソーセージづくりを始めて1年が過ぎた頃。精肉店を営む知人に「これなら売れるんじゃないか」と太鼓判を押され自信をつけたマイケルさんは、かつてスーパーだった建物を改修し新社屋をオープン。1日300キロだった生産量を5トンにまで拡大し、新たに人材も雇い入れました。

「たくさんお金を借りましたから、頑張らなければならないんです(笑)だけど絶対に、利益だけを追い求める会社にはしません。私も親として、子どもには原材料から安心できるものを食べさせたいという思いがありますから。増量剤や添加物に頼ることなく、厳選した材料と正しい工程で作られた商品で勝負し続けます」

そんなマイケルさんの熱意に押されてか、ともに働く社員たちもメキメキ実力をつけているとのこと。「一人ひとりが明確なビジョンを持ち始めていて、頼もしい限りです。彼らと一緒なら、10年以内に全国のスーパーに品物を卸すメーカーになる!という目標も、難なく達成できる気がします」

手頃な価格と最高の味を両立して消費者の心をつかむ、会社を大きくして新たな雇用を創出する、明るいニュースを届けて地域に元気の種をまく。それがマイケルさんの唱える「秋田発ソーセージ革命」。気になる革命のお味は……贈答用はもちろん、低価格帯の商品も期待値を大幅に上回るレベル。リピーターが増えているのも納得です。皆さんも、ぜひ一度お試しください。

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株式会社IMI(ポルミート)

秋田県大仙市堀見内字穴沢3-1
TEL:0187-73-6029
FAX:0187-73-6229

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