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vol.37

黄色とピンクの傘の下には、いつも変わらぬ味と笑顔があって
有限会社 進藤冷菓

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ここ秋田では、目的地に向かって車を走らせる道すがら、
もしくは人が集まるイベント会場で100パーセントに近い確率で目にする光景があります。
それが黄色とピンクの派手なパラソル。
パラソルの下には、もれなくほっかぶりをしたババ(秋田では親しみを込めて中高年の女性をこう呼びます)がいて、どこかノスタルジックな味わいの二色アイスを販売しています。

ババがアイスをヘラで盛り付けてくれるから「ババヘラ」。
この独特の響きをもったネーミングと、
全国的にも珍しい屋台アイスが秋田で60年以上続いていること、
その食感がシャーベットともソフトクリームともアイスクリームとも異なる点などに注目が集まり、全国放送のテレビ番組で取り上げられること多数。
今日のネット上にも、数えきれないくらいの紹介記事や写真が溢れています。

「ババヘラの二色は、バナナ風味とイチゴ風味。
この二つの果物は先代が事業を始めた頃、とても高価な食べ物だったそうで、
広く一般の方に雰囲気を楽しんでもらいたいという思いから採用に至ったと聞いています。
売り方にも変遷がありました。創業当時は自転車で、そこから軽トラで売り回るようになり、
やがて今の路上販売スタイルへ。路上販売を始めた当初はパラソルを設置していませんでしたが、
炎天下で働く売り子さんを守るため、
そして遠くからでも分かるようにとパラソルを立てるようになったと聞きました」(進藤社長)

季節により、甘さを増したり抑えるための配合を変えることはあるものの、
基本的な製造方法は創業当時から何も変えていないというババヘラ。
それが逆に「いつ食べても同じ味」という安心感を生み、
中高年層のハートをしっかりキャッチするとともに、
親から子へと受け継がれる理想的な流れをもたらしているように思えます。
今年の夏、久しぶりに秋田へ帰省されるという皆様、安心してください。
今もババヘラは、昔の味のままですよ!

ここでレアな情報をひとつ。
パラソル+ババの組み合わせがデフォルトであることは前述しましたが、
ごく稀にパラソル+ジジのセットが登場します。
種明かしをすると、
売り子を現地まで運ぶドライバーさんが売り子の休憩中に店番をするというだけのことなのですが、
秋田県民の間では「ジジヘラは、おみくじの大吉に相当する」と言われるほど、
巡り会うのは至難の業。
幸運にもジジヘラに当たった人は、写真を撮ってSNSにアップしてみてください。
当分の間、羨望の眼差しを向けられるはずですから。

「逸話や小ネタの多さも、ババヘラの魅力のひとつなのかもしれませんね。
時折『それは確実に違う』という情報を見かけることもありますが、
物事には諸説あった方が面白いので。あえて正さず、そのままにしています(笑)。
私自身はババヘラの魅力は、最近めっきり少なくなってしまった対面販売にあると思っています。
ほんの数分のやりとりかもしれませんが、陽気なババたちと他愛のない会話を交わし、
バラ盛り、秋田盛りをはじめとした変わった盛り方をリクエストしたり。
話が盛り上がれば、
ネットに載っていないようなババにまつわる秘密の情報を聞き出せるかもしれません。
現在はババヘラと、そこから派生した商品はネットでもご購入いただけますが、
一度は秋田で、ババとの対面販売の楽しさを味わってみてください」(進藤社長)

来秋の折には「道の駅 あきた港」でしか売っていない、
限定商品「ババヘラ・ソフト」のチェックもお忘れなく。
ババヘラ特有のシャリ感を残した2015年生まれのミックスソフトクリーム、こちらも大変美味です!

有限会社 進藤冷菓

有限会社 進藤冷菓

秋田県男鹿市角間崎字下屋長根12-1
TEL:0185-46-2066
FAX:0185-46-2086

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