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vol.34

スイーツブランド
まきお農園

まきお農園特集

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太陽の恵みをいっぱいうけた木苺やこはぜ。秋田市太平地区の自然豊かな山間の場所で、手間隙かけて無農薬栽培した果実を使ったスイーツブランド「まきお農園」。そのこだわりと商品への想いを伺ってきた。

秋田市の中心部から車を走らせること約30分。
広々とした田園風景が広がり、大きな赤い鳥居が印象的な太平地区に到着する。
太平山は標高1.170メートル。秋田市ではもっとも標高が高い山で、キャンプ場や屋内プール、スキー場などが整備されている。
今回はこの山の麓、自然豊かな太平地区にある「四季菜」が手がけているスイーツブランド「まきお農園」の高橋眞木夫さんに会うため、自社農園に向かった。

秋田の食材にこだわった商品づくりを徹底している「株式会社四季菜」

高橋さんは平成3年、株式会社四季菜を設立。以来、秋田の食材を活かした商品開発を一貫して続けている。そこには、ただうまいものを作るだけではなく、「秋田の食材にこだわること」そして「食の安全性への高い意識」を大切にしてきていると高橋さんは語る。
「もちろん、何よりも秋田への熱い想いがあるからです。秋田の食材を活かし、かつ安全安心な美味しいものを提供したい。それを通した秋田の活性化を目指してこれまでやってきました」。
株式会社四季菜では、秋田の特産品である比内地鶏の卵と、北秋田の牧場で厳選された牛乳と生クリームを使った濃厚なコクが特徴の「ハチ公プリン」がヒット。そのほかにも、県南の味噌・醸造元である「石孫商店」の醤油を使って風味をプラスした「みたらしプリン」など、さまざまな秋田の食材を駆使した商品開発を続けている。

秋田の食材にこだわった商品づくりを徹底している「株式会社四季菜」

周囲は山に囲まれていた。その間にある拓けた場所に自社農園がある。
「ここは耕作放棄地でした。この辺りは高齢化によって、田畑として活用されなくなり、そのままになっている土地があります。私は、地域の方々と協力して、これらの場所を活用するために国の耕作放棄地再生事業を活用し、自社の果樹園を作ったんです。ここでは、自分たちで土を耕し、作物を植え付けて栽培しています。作っているのは、森林原野を起源とする『特用林産物』と呼ばれるものです。例えば、木苺やこはぜ、ほおずきなどですね」。
農園は草が刈り取られ、整備されている。等間隔に植え付けられたこはぜの木には、すでに果実が実っていた。小さくて素朴だが、すでに色づいたこはぜの実に触れながら、高橋さんは言う。
「これらの果実を私たちは、自分たちの手で育てています。ここは空気も澄んでいて、きれいな水にも恵まれている場所です。この環境の中、有機栽培、無農薬にこだわって作っています。安心、安全な果実を自らの手で育て、摘み取り、そしてスイーツに加工する。それを実践できていることが嬉しいですね」。

特産品コンクールで優秀賞を受賞した「極上ベリーヨーグルトムース」

この自社農園と連携農家が作った「森の果実」をふんだんに使った新たなブランドが「まきお農園」だ。その第一歩として開発されたスイーツは、第34回秋田県特産品開発コンクールで最優秀賞を受賞。そのスイーツが「極上ベリーヨーグルトムース」だ。
「秋田県鳥海山麓にある牧場の牛乳から作られたジャージーヨーグルトと、連携農家のあきたこまちを使った米粉スポンジ、そして山の実りである木苺やこはぜ、夏いちごなどを使用した商品です。素材にこだわり、おいしさを追求しただけでなく、キラキラと輝く果実の美しさも大切に表現しました」と高橋さん。
このほかにも、さくさく、ほろりとした食感が人気の「淡雪ころん」、こはぜ、ほおずきなどを使ったゼリーなどを「まきお農園」ブランドとして売り出している。
「秋田市太平の豊かな自然の中、耕作放棄地として人の手が入らなくなっていた場所を有効活用し、山の恵みである果実を作る。有機栽培や無農薬にこだわっているのも、秋田の自然の恵みをたっぷりと受けた果実を作り、皆さんに味わってもらいたいという想いからです。手をかけて育てたこはぜや木苺、ほおずきは、本当に美しい。ぜひ、その自然の甘みや酸味を味わって、幸せな気分になっていただきたいと思います」。

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