三関のさくらんぼ特集

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秋田県中央部の西端に位置し、雄大な海辺の景色やなまはげで知られる男鹿市。海産物のイメージが強い男鹿ですが、実は『梨』の産地でもあります。
北限の和梨、そのおいしさのヒミツはどこにあるのでしょうか。

男鹿の梨の歴史

男鹿で梨の栽培が始まったのは、明治時代の中期。新潟県から秋田県へ梨の苗木が運ばれ、男鹿の各地に植えられたことが始まりです。
砂状の赤土に黒土が積もった男鹿の土壌は、水はけの良い場所を好む梨にぴったり。男鹿は冬場の積雪量が少なめで、雪の重みで木が折れるなどの雪害が出にくいことも、栽培が広がった理由のひとつかもしれません。
全国で梨の産地とされている山梨や千葉に比べ、遅めに出荷することができることで男鹿の梨栽培は少しずつ広がっていきました。

男鹿梨

おいしい梨の見分け方

男鹿梨

どの品種でも、一番おいしいのはやはりもぎたて。一般家庭で保存するときは、冷蔵庫に入れておけば常温より少し長く楽しめます。長十郎以外の品種は切っておいてもあまり変色しないため、塩水につけたりしなくても大丈夫です。

青み色系品種

果皮が青みがかった頃がおいしい。交配から120日程度で糖度12度、 重さは12玉で5キロほどに育つ。

品種例
幸水

…みずみずしくて甘く、歯触りもよい。旬は9月中旬頃。

赤色系品種

幸水以外の梨はほとんどが赤色系の実をしている。果皮がざらざらした触感から、熟してつるんとした肌触りになった頃がおいしい。

品種例
豊水

…多汁で甘味と酸味のバランスがよい。旬は9月下旬頃。

長十郎

…百年の歴史を誇り、今なお根強い人気がある。旬は10月中旬頃。

南水

…糖度が13度以上と特に高く、食味も日持ちもよい。旬は10月下旬頃。

梨づくりにかける思いとは

今回取材に伺っためぐみ農園では、山間の平地に4カ所の梨園を管理しています。栽培している品種は約5種類。幸水、豊水、あきづき、秋泉、南水の順に旬が訪れるため、9月上旬から10月いっぱいまで食べ頃を味わえます。
梨を育てるこだわりについて、めぐみ農園代表の渡部啓一さんにお話を聞きました。
「梨の栄養を作るのは葉の部分、葉っぱはでんぷん工場です。葉に日光がよく当たることが一番大切で、日当たりが良くなかったり、雨が多かったりすると、実が小玉になってしまいます。味はおいしいんですけれどね。果肉が先行して育つので、シーズン遅めに出荷するものの方が大きい果実になります」。
日当たりに徹底してこだわり、枝は茂りすぎないように剪定しています。広々とした梨農園を見渡すと、まんべんなく木漏れ日が差し込んでいる様子が見られます。
「12月から2月頃まで、梨の木は休眠期に入ります。それより少し早く、寒くなってくる11月頃から剪定を始めます。翌年に必要な枝を見極め、雪をかき分けて4月いっぱいまで剪定をしているんですよ」。
梨の開花時期となる5月、めぐみ農園は大忙し。梨は異種交配といって実をつけるためには違う品種の梨の花粉が必要です。出荷用とは別に、交配用として栽培している長十郎品種から花粉をとり、花一つ一つに手作業で人工授粉をしています。丁寧な作業を積み重ね、果汁たっぷりでおいしい梨が作られています。

■ 今回の取材に協力してくださったお店

めぐみ農園

めぐみ農園

男鹿市役所若美庁舎から男鹿街道を車で6分。
例年、梨狩り体験を9/10頃から10/20頃まで実施しています。
めぐみ農園は渡部さんのご両親が開いた農園です。
平成9年、種苗交換会(男鹿市で開催)で梨の苗を入手したことがきっかけとなり、ブドウ農園から梨農園へとシフトしていきました。
農園名の由来は娘さんの名前から。愛情をたっぷり込めて、梨栽培をされています。

〒010-0421 秋田県男鹿市鵜木字松木境152
TEL・FAX 0185-46-2522
携帯 090-7668-0203

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