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秋田県大仙市協和にある「奥田酒造」。 延宝年間の創業以来、約300年もの長い歴史を誇っています。 銘柄「千代緑」は、初代蔵元が初夏の緑美しい山々を町から望んで詠った「若葉映ゆる 四方の山々 千代緑」という俳句から付けられたとされています。店舗を兼ねた母屋は、戦後の日本を代表する建築家・白井晟一氏が設計したもの。 国の登録有形文化財に指定されており、その美しさを一目見たいと今も多くの人が訪れています。
日本酒の香りは、主に仕込みに使われる米や酵母・水に左右されるもの。酵母については、現在各蔵元や研究機関などで純粋培養されたものを使って仕込まれていることが一般的です。同じ品種の米、同じ酵母で仕込んでも、蔵によって香味の違いが出てきます。それは、その蔵の天井や梁、土壁に住み着いている「家つき酵母」の働きによるものなのです。その酵母のおかげで、奥田酒造が作るお酒の特徴である「優しく穏やかな味わい」のお酒が生み出されています。
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